〇都道府県の助成金に関してはコチラでまとめていますのでよろしければご覧ください〇
注意:旧式の申請方法です。現在の申請方法をご参照ください。
助成金制度、本当にありがたいです。
ありがたいのですが、お金をいただくためには、用意する書類が色々とあります。
本日は必要書類一覧と、用意の仕方をご紹介します。
ただ、私は東京都在住の為、東京都で申請したパターンをご紹介します。
助成金自体は厚生労働省が定めているので、助成対象者は全国一律なのですし、用意する書類もほとんど差はないと見受けられるのですが、申請方法や準備物は都道府県によって若干差があるようです。
詳しくは、お住まいの都道府県のホームページをご覧ください。
東京都はコチラから⇒click
(はじめに)助成金の案内冊子をもらうと少しラクチン
基本、ホームページの概要に、概要も送り先も申請用紙もすべて掲載されています。
「うち、プリンター無いし、規定の申請用紙をダウンロードして印刷するのが面倒なんですけど…」
って場合は、申請書や、申請マニュアルがひとつになった冊子がありますので、それをもらってくると印刷の手間が省けます。
どこでGETできるのかというと
- 不妊治療を行っている病院
- 市の保健所や保険センター などなど
余談ですが、自分は病院でもらった用紙をカバンの中で破いてしまったしたので(ちゃんとしろ!)、市の保健センターに行きました。
窓口で申請内容について少し質問しようかと思ったのですが、残念ながら申請に詳しい方は不在で質問はできませんでした。
ホームページや概要の用紙に詳しく書いてあるし、Q&Aも載っていますのでそちらを読み込め!ってことのようです。
では東京都で申請の場合に必要なモノは全部で7つ。ひとつずつご紹介していきます。
(1)特定不妊治療助成申請書
記入者:自分もしくは配偶者
申請ごと書く必要があります。
基本的には申込用紙なので、用紙を見れば内容を記入できます
が、ちょっと注意が必要なのが
所得額です
自分の所得額を知るためには、まず「住民税課税(非課税)証明書」か「住民税額決定通知書」を手元に用意します。
自分は「住民税額決定通知書」がちょうど会社から配布されたタイミングでしたので、大捜索することなく挑むことができました(6月頃給料と一緒に配布されるヤツ)
ただ、証明書や通知書が手元にあっても油断は大敵です。
<注意①>申請月によって対象となる所得が異なる
え?!どゆこと?!ってなりますが、以下の通り。
今年(令和3年)で説明します。
令和3年6月~令和4年5月までに申請する場合、
対象となる所得は令和2年1月1日~令和2年12月31日となります。
では、今年(令和3年)の5月までに申請したものはどうしていたのかというと、平成31年1月1日~令和元年12月31日までのものが対象となります。
まとめると、5月までに申請する人は一昨年の所得を、6月以降に申請する人は昨年の所得をチェックする必要があるということです。
今は7月なので、これから不妊治療して今年中に申請するよ~という方は、昨年の所得を調べてください。
<注意②>総所得額を書けばいいワケではない
住民税通知書とかに書いてある「総所得額」を記入すればいいってワケではないんです。
所得額の計算方法があるので、各自所得やその他控除額を踏まえて計算する必要があります。
計算方法はコチラ
正直、よくわかんねぇ~~~!となりましたが、計算方法事例が用紙に掲載されていましたので大変助かりました。ぜひご確認ください。
(2)特定不妊治療費助成事業受診等証明書
記入者:病院
自分が通っている病院では、作成依頼を出したら作ってくれました。
ただし、発行するには数千円費用がかかりました。
これは病院によって異なるのかもしれないので確認してみてください。
(3)夫婦それぞれの住民票の写し
「マイナンバーの記載がないもの」「発行から3カ月以内のもの」です
同居していれば1枚で済むのですが、別居している場合はそれぞれの住民票を手配する必要があります。
4月以降で2度目の申請の場合は省略できますが、住所変更していたり、事実婚の場合は都度提出が必要です。
入手方法:お住まいの市町村の役所に行けば300円でサクっと入手できます。
(4)戸籍謄本(戸籍全部事項証明)
「発行から3カ月以内のもの」必須です。
夫婦の婚姻関係などを確認するために必要とのことです。
2回目以降は、住民票の続柄で判別できるようであれば省略できます
事実婚や別居、世帯主が親だったりすると毎回提出が必要になります。
入手方法:戸籍がある市町村の役所に行けば450円でサクっと入手できます。
戸籍が在住地から遠い場合は、お金がかかりますが郵送で取り寄せになります。
(5)申請者・配偶者それぞれの所得関係書類のコピー
はじめに少し記載していますが
- 住民税課税(非課税)証明書
- 住民税額決定通知書
どちらかのコピーが必要です。夫婦それぞれのものが必要です。
夫婦が別居していて、片方が東京都以外や、八王子市(市で助成金対応がある)にお住まいの場合は、所得が高い方が申請先になります。
6月以降2回目の申請であれば年度内は省略できます。
※4月に申請して5月に再度申請の場合も省略できますが、6月以降は再度新しい所得書類が必要になります
自分はコンビニへ行って、夫婦の住民税額決定通知書をならべコピーしました。
そのままのサイズで印刷するとB4サイズと大きくなってしまったので、A4サイズに縮小しました。
(6)治療でかかった費用の領収書コピー
助成の対象となる治療期間の領収書コピーが必要です。
領収書をちゃんと保管しておかないと大変なことになります。
自分はコンビニで、4枚並べてをA41枚に印刷する作業をちまちまと繰り返しました。枚数がかさむと大変です。
(7)助成金振込先に指定した銀行の通帳コピー
うまく振り込めなかった時のためにコピーを入れて欲しいとのことです。
自分は見落としていて、発送直前に気がつきコンビニへ走りました。
(8)男性不妊の場合
男性が女性対象の手術を行った場合は、上記の書類に加えて提出物があります。
- 精巣内精子生検採取法等受診等証明書(病院が作成)
- 領収書のコピー
注意点
- 提出した書類は返ってこないので、控えとしてコピーを取っておくのがおすすめです
- 東京都は「郵送」限定での受付です
申請期限となる年度末は込み合うそうです。
なるべく早くスムーズに申請できるようにしたいものですね。
申請、がんばりましょー!