カモンベイベー

産後ケアに通った日々

出産からこれまでの写真を見返していたら、出産直後の自分の顔が、この世の終わりかのように死んでいてウケましたw 喜びの写真のはずなのに全然笑えていませんでしたww 相当疲れていたんでしょうね。

そんなボロボロになる出産後の家庭向けに、行政は様々なサポート制度を用意してくれています。

その中のひとつ「産後ケア」を、私は活用させてもらいました。控えめに言って

最高だった

ありがとうございました。

今日は産後ケアについてちょこっとご紹介します。

「産後ケア」とは

産後ケアとはざっくりいうと、産後の母親の心身を回復させ、育児指導を行うサポート体制のことです。

私は、市が設けている産後ケアを利用しました。
市町村が該当市町村や近隣にある病院や産後ケア施設に委託し、手ごろな価格でケアを受けることができるようになっていることが一般的なようです。

私が住んでいる町では、市内にある小児科が市に委託されて産後ケア施設を設置しており、何かあれば小児科と連携してもらえるというありがたい環境でした。

最近では企業型の産後ケアも増えてきているようです。
直近では2021年12月には神奈川県葉山に産後ケア専用のホテル「マームガーデン」が誕生しています。

産後ケアで何をするのかについて、詳しくは後述しますが、簡潔に言えば
・母親の体力回復(睡眠・マッサージなど)
・育児相談   がメインかと思います。

ケアの登録はお早めに

今回は私が利用した市が設けている「産後ケア」についてご紹介します。

私は東京都23区外の某M市在住なので、こちらの事例をご紹介しますが、近隣の市町村をいくつか検索してみたとろ、大体同じような流れでした。

利用するにあたり、事前登録を行います。

事前登録は妊娠中からできるので、妊娠中に登録しておくことをオススメします。

というのは、私は妊娠中に登録をすすめられていたのですが登録せず、出産後ボロボロの状態で登録をしたのですが、ボロボロなのに登録完了されるまで利用できないという悲しい状況が起きました。妊娠中元気であれば、事前登録しておくことをおすすめします。

行政の「産後ケア」のサイトを読んでいると、産後ケアの対象者が
・家族のケアが足りず休息が取れない
・相談したいことがある
など、なにか問題がないと受けられないような言い回しで書かれていることがあります。

確かにその通りなのですが、正直出産を終えて数か月間はみんな大なり小なり問題を抱えます

私自身、「体も心もしんどいけど、夫が育休とってくれているんだから恵まれているし、産後ケアつかうなんて申し訳ない・・」な~んて思い込んじゃっていたんです。

しかしそれは間違っていた!

理由なんてどうでもいいから、産後の母親はみんな使え!!!

産後は体のダメージがハンパないのは皆共通。てことで、あなたも私も産後ケア受ける権利持っています♪
寝に行くつもりで行きましょう。ですので、登録はお早めに。

自分が受けたケアの話

産後なにが辛かったか。1番は睡眠不足でした。

私、ロングスリーパーですので、いつでも昼寝をしてきた人生でした。夜も6時間睡眠では短いので、7~8時間は寝ないとしんどいタイプ。

ところがどっこい。臨月になるとお腹が苦しかったり、胎児で膀胱が圧迫されたりで夜中に目覚めて十分な睡眠を確保できなくなったわけです。

早く出産してたっぷり寝たい!!と思っていた矢先、出産すると今度は3時間おきに授乳で起きなくてはいけないのです。初産の場合は、今までに経験したことない得体のしれない生き物が隣に寝ているわけですから、気が気じゃない毎日。挙句の果てに寝てほしいのに泣きわめいて寝ない!ようやく寝たかと思ったら授乳の時間!!!

・・・ということで、寝られません。

私、この事実を知らずに妊娠出産したので、もう絶望しかありませんでした・・・。マジ無理ん。

てことで、産後ケアには寝に行きましょう。それで十分。

私がお世話になった施設は、滞在時間が3パターンあり、日中滞在する「デイケア」、夜間滞在する「ナイト」、日中~翌朝まで滞在する「ステイ」がありました。滞在時間が長いほど料金は高くなりますが、ステイであってもちょっとしたビジネスホテル程度の料金で利用できました。

私はデイケアのみの利用でしたが、産後すぐに夜間も利用すればよかったなとちょっと後悔しています。。。

また、私が通った施設にはマッサージ機、お風呂、あたたかい飲み物などがありました。
確かに子育て中はゆっくり風呂に入れないこともしばしば。ゆっくりお風呂に入れるのはありがたいですね。

いつまでもケアは受けられない

産後ケアの多くには、利用期間に制限があります。

というのも、いつまでも「産後」というわけではないからなんですよね。出産から2~3カ月が「産後」の目安だそうです。

ざっくり調べたところによると、生後4か月の誕生日までのことが多いようですが、中にはもう少し長く利用できるところもありますし、ベッドの関係で体重制限があるところもあるという話も聞きました。

自分がお世話になった産後ケアも生後4か月まででしたので、4か月になる直前まで利用しました。

また、利用回数にも制限があることが多いようです。自分の住んでいる市町村では合計7回まででした。

7回利用できる権利をもちながら、私は4回しか利用しませんでした。というのは、登録が出遅れたり、最初のうちは二の足を踏んでいたせいで、いざ利用したいとなったときには予約が埋まっているので先の日程になってしまったわけです。

もっと産後間もないうちから利用したかったなぁ…失敗したぜ
万が一の万が一、また子どもを産む機会があったとしたら、私は7回の権利すべて使うと思います★

産後ケアホテルってのもある

最近では、2021年12月に神奈川県の葉山に「マームガーデン」という産後ケアに特化したホテルができたそうです。

インスタやYoutubeで産後ケアホテルを利用したインフルエンサーの情報をチェックしてみると、めちゃくちゃ良さそうな様子。早速サイトを検索してみてみると、本当に至れり尽くせりの環境のようで、ここは夢のテーマパークやぁ~って感じです。

赤ちゃんを預かってもらえたり、エステにいってマッサージが受けられたり、栄養満点のおいしいご飯を食べることもできます。家族も一緒に宿泊できるようで、子どもが遊べるスペースもあります。また、インスタ映えする赤ちゃん撮影スポットもあるとのことで、なんとも充実した内容!

もちろん、お値段も夢の国価格となっておりまして・・・長いこと連泊すればお安くはなるみたいですが。。。
庶民の私では、馬券か宝くじを一発当てないと我が家では利用できそうにありません(涙)

しかし、「産後ケア」には、それだけお金を払うだけの価値があるということでもあります。

お金に余裕があれば使うに越したことは無し!!

最後に…家族のためにも利用しよう

産後は本当に辛い。人それぞれ体の状態は違うけど、それぞれの辛さがあるのです。

寝るなり、不安を相談するなり、マッサージに行くなりケアすることで、産後の傷の痛みも、心の不安定さも、緩和できれば万歳三唱。

3時間おきの授乳、タイミング問わず泣き出す子ども、自分たちの食事の手配に掃除洗濯など。。。無理ポヨ!!!

ここまで読んでも悩んでいるアナタ。

産後ケアを受けることで、

一緒に暮らしてお世話している家族たちも家で休むことができるんですよ。

家族を休ませるためにも、使える制度は使いましょう!

それに、お母さんの元気が家族の元気に直結することもしばしば。家庭平和大事です。

ぜひ、頑張っている自分や家族を労わってみてください。