バンプオブチキンの天体観測を思い浮かべながらタイトルを書きましたw でも字余り。
先日少し書きましたが、2年前から、勤務先の部署内でお局ポジションとなりました。
お局と言っても、自分のすぐ下の子でも8歳差なので、実際はそんなたいした話ではありません。とはいえ、部署創設以降、毎年毎年1~2名の新入社員が入ってきていたので、退職者や異動者がいて年代に穴が空いたとしても、今まではそれほど大した年齢差はありませんでした。
しかし8歳差となると、お局ポジションとなってしまうわけです。
昨年春、出向していた1つ上の先輩が戻ってきてくれたので、現状の私はお局ナンバー2です。平均年齢24.5歳という若い部署のお局です。
今日は、「若い世代にはどうやら見えていないものを、見えるようにさせるにはどうしたらいいのか」という、ここ最近私が永遠に考えていることをお話したいと思います。
先に結論をお話しておきますが
未だ答えは見つかっていません(笑)
そのため、今回は序章だけの第一弾。ポンコツお局成長日記としてご覧いただければ幸いです。
見えていないとはどういうことか
仕事はできる。自分が若いころより、なんなら今の自分より仕事ができる。真面目。若いしかわいい。しっかりしている。
でも、見えていないものがある。
これ、先日道に落ちていた太田胃散のゴミなんですけど(笑)まぁ、このゴミは拾わないですけどね。私は拾いませんでした(捨ててやれ)。ですがこの太田胃散を事例にさせてもらうとですね、太田胃散を目の前にした時にする行動って以下の3パターンが考えられると思うんですね。
- 拾って捨てる
- スルーする
- そもそも見えていない
私は②でしたがねw 華麗にスルー
今日言いたいのは、③の「そもそも見えていない」という話です。
本人たちに悪気はない
具体的な話をします。実際の事例とは少し変えていますが、意味合いは同じなので、この事例を挙げます。
自分たちが仕事中に、自分たちが普段使っている会議室を上司が掃除してくれていたら、どうしますか。
ここでいう上司は私ではなく、もっと上の偉い人です。(私は局なだけで上司ではない)
もし自分が、めちゃくちゃ忙しくて手が離せなかったとしたら、上司にお礼だけ言って、仕事に没頭すればいい。と私は思っています。
もし、5分くらいなら手が離せるなら、上司と一緒に、もしくは上司に変わって掃除すればいい。と私は思っています。
…と思っている、お局だけなのでしょうか。
後輩には見えていないんです。もはや上司は、この写真のように小さくて気がつかず踏んでしまうお花と同じなのかもしれない・・・。
誰も来ないんです。絶対上司が見える位置にいるのに。上司もちょっと寂しそう。
でも後輩らに悪気はないんです。だって見えていないのですから。
後輩らには「見えていない」「気づけていない」という事実に、私が気がつくのにも時間を要しました。危うく「なんで手伝わないの!」と怒ってしまうところでした。危ない危ない。
気づかせてあげるヒントを与えよ
とある上司と話をしている際、最近の悩み事として、今の話をしてみました。
その上司は昔、とある量販店の社長まで務められた方なので、部下を動かすことに関してはプロフェッショナルだと思われます。
上司曰く、「気づかせてあげてくれ。それがお前の仕事だよ。」
正直、えぇー!どういうことよ!って感じでした。
みんなに集まってもらって、「上司に掃除させるのはどうなのかな。明日からはこうしてください。」と話すのは簡単です。でも、それでは根本的な意図を理解できない子がいるかもしれない。
作戦1 無理やり見させようとした(失敗)
そもそも、上司が掃除をする前に、自分たちが掃除をすればいいのです。
ならばと、掃除道具を見える位置に置いてみました。
結果:「この掃除道具邪魔だな」と思われただけでした
ここで気の発見は、後輩らに掃除道具は邪魔と思われた。つまり、見えていたということです。
次に、この掃除道具がなぜか移動して、廊下に置かれてしまったパターンで検証してみました。
明らかに自分たちの部署の掃除道具で、さっきまで邪魔なところに置いてあった掃除道具です。でもなぜか廊下にあります。
どうしますか?
自分が置いたわけではないけれど、とりあえず会議室にしまうとか、掃除道具を動かそうと思う場合もあれば、見えない場合もあるわけです。
どうやら、後輩たちには見えなかったようで、掃除道具は置き去り状態になっていたので、私が片づけました。
先人の知恵を借りよう
後輩を試すようなことをしたのもよくなかったですね。
しかも掃除がどうこう言っていると、まるで口うるさい姑みたいだなと思えてきました(笑)
そうこう悩む前に、落ちていた太田胃散拾っておけって話ですけどね。
見えないものは見えないのですから仕方ない。
どうやって気がついてもらえるか、どう声をかけたらいいか、悩み始めたら知恵熱がでました(頭弱い)
先人の知恵を借りるべく、諸先輩方にアドバイスを求めました。
が、皆、共感はしてくれるものの、放置しながら見守っているとのことでした。みんなどうしたらいいのかわからないのか!
このままではいかんと書籍、ネット上の情報を読み始めました。なかなか自分の事例に結びつく実践的なものがみつからないのは現実です。
でも、直接的にドンピシャ事例ではなくてもヒントとなる事例はいろいろと見つけました。
ということで、次回は作戦2を実行したお局。結果はいかに。(1カ月以内に更新します)