わけあって延岡(後編)

どうでもいいお話、ゆる~い旅話の続編です。

大学時代に所属していた研究室の教授の退官パーティーがあと2週間に迫る中、パーティー中のイベントコーナーのネタを探しに、教授の故郷宮崎県延岡市に降り立った友人と私。

今回の弾丸スケジュールは以下の通りです。

夕方

  • 大分空港へ到着
  • レンタカーを借りて宮崎県延岡市へ

翌日

  • 駅前でオープニング動画を撮影
  • 教授の母校 小・中・高校に行く
  • 所縁の地っぽいところへ行く(2か所)
  • 宮崎の名物らしい「辛麺」を食べる
  • 鶏肉食べて温泉に入りたい(2人の観光願望)

夕方に大分空港へ帰り、成田へ飛ぶ。なかなかハードスケジュールです。

わけある延岡

大分空港に到着し、レンタカーを借りて南へ向けて走り出しました。別府温泉の湯けむりにそそられながら走り続け、延岡のホテルに着いたのは20時近く。

ホテルの方が、観光案内のフリーペーパーを何冊か渡してくれたのですが、その1冊がこれ。

「わけあって延岡」めっちゃ今の自分たちにピッタリなネーミングに驚きながらも、延岡に来る方はみんなワケアリなのかもしれないと思ったりもしてしまいました。

今回の旅のオチはこれです。突然の宮崎旅を消化しきれないまま延岡市に着いてしまった私たちを、やけに納得させてくれたフリーペーパー。このキャッチフレーズ考えた人、天才だな。

撮影スタート

ホテル前のファミレスで朝食を取り、オープニング動画を撮るためにすぐさま駅へ移動したのですが、ここで想定外だったのは、駅が思っていた数十倍きれいだったんです。スタバが併設されていて、おしゃれな雑貨や延岡観光案内所などと組み合わさった素敵な空間が・・・!

これはスタバでコーヒー飲まなきゃと慌ててコーヒーを購入し、スタバでお茶の映像を撮影。

今回は、世界ふしぎ発見のパロディにしたかったので、帽子をかぶってミステリーハンターに扮した友人が駅前をゆっくり歩きながらしゃべっている様子を撮影。完全に「こいつら何やってんだ」状態でした。

馴染みのない土地で、小学校、中学校、高校、ゆかりの公園をまわり、不審者と思われないよう気を付けながら撮影し、所々でミステリーハンターはクイズを出しながら撮影は進んでいきました。

そして念願の昼食「辛麺」に!

地元の辛麺屋さんでも有名な桝元さん

大変失礼ながら、辛麺というと、韓国の辛ラーメンを最初想像してしまったのですが、全然別物でまたこれがおいしいんですね!

辛さは選らぶことができます(確か5辛くらいにした気がする)。周りのお客さんはすっごい辛そうなのを頼んでいる方もいました。また、麺もこんにゃく麺みたいなのと中華麺がありまして、せっかくなのでこんにゃく麺をチョイス。

で、こちらが辛麺↓↓↓

辛いには辛いですが、溶き卵がいい感じにいてくれて、辛すぎず食欲をそそるおいしさでした。勢いで替え玉もしてしまったのでお腹いっぱい。

この辛麺をミステリーハンターが食べている動画も撮影しないといけないと思いカメラを回していたのですが、ミステリーハンターは第1口目で、麺を吸った際に辛さがのどに来たらしく、盛大に麺を噴き出していました。

1日で旅はすぐ終わる

結局、無事最後の所縁の地での撮影も終えた頃には、もう空港へ戻らなければいけない時間に。車を飛ばして大分空港へ。

ゆっくり温泉に浸かる時間も、地元のお店で鶏料理を堪能する時間もなかったのですが、大分空港にある無料足湯に癒され、大分空港のレストランで鳥のおつまみセットを堪能し、大分空港で宮崎を制覇した気分MAXになったまま成田へ帰還しました。

あっという間な出来事で、辛麺のおいしさや、温泉の暖かさを振り返る間もなく、消化しきれないまま翌朝仕事へ向かったのでした。

翌日から編集作業を開始するものの、結局直前の3日間で大方作成しました。前夜は相当追い込まれ、30歳超えて初めて徹夜で朝を迎え、げっそりした2人がイベントを開催しました。久々の旧友ともまともに話せず、今思えばもっと万全の状態で参加すればよかった・・・。

この退官パーティーを最後に、コロナで自粛モードが強化となり、遊びにもいけない日々が始まりました。今思えば、よく退官パーティー実施できたなと思います。

私は研究室に2年しか在籍していないので、正直OBOG、後輩とか、みんな全然知らない人たちばかり。

でも、これだけの人たちで研究室の歴史は作られてきていたんだなぁと感慨深くなりました。

またいつか、みんなで集まれる日が来ればいいなと心から思います。そして今度は、ゆっくり宮崎県を観光したい。