夫は転職経験者です。
18年間の会社員生活は、ずっと同じ業界内で3社を経験してきました。
しかしながら、いつの日か、全く異なる未経験業界で独立をしたいという夢を持っています。
なんで全然違う業界で独立まで見据えちゃっているのかという疑問はありますが、その夢を実現するためにやることはただひとつ。
夢である業界に転職して修行を積むこと
さすがに未経験で独立はリスキーすぎますからね。業界の会社に転職して経験を積む予定でします。
夫からは、「2~3年後には転職するから、その時は給料は減るし、勤務形態面の変化があるから迷惑かけるけど、よろしくね」と言われていました。
数年後の計画は思ったよりすぐに実行された
昨年11月半ば。
夫「やっぱり、今から転職活動してみてもいい?」
夫の夢なので、どうぞどうぞと言ってはみたのですが・・・
当時夫は40歳。
”40歳未経験って雇ってもらえるのかな”ということだけが心配でした。
12月初旬。
夫はサクっと内定を取ってきましたwww
優秀かよ?!ってか、どんだけ人手不足よ!!
もちろん未経験の業界なので給料はめちゃ下がりますよ。でも決めてきやがったんです。(言葉が雑w)
いやぁびっくりした。
転職活動は確固たる決意が必須
私は大学卒業してから、ずっと同じ会社で働き続けています。
途中、2回ほど転職活動に本腰を入れたことがあり、そのうち1回は会社に退職願を出しました。
(今も働いているということは退職願は抹消されたということです…)
退職願を出した時の転職は、その段階で最終面談を控えるところまで進んでいたので、私は完全に退職する気満々でいました。
しかし、説得されて流されてしまったんですよね。
確固たる意思を持っていたつもりだったのですが、揺らいでしまいました。
私と夫が結婚してから夫が転職するのは初めてですが、今回夫の転職活動を見ていて感じたことは
転職すると決めたからには「何があっても現職を退職して転職する」という強い意志と行動力でした。
「転職活動を始める」と決めたからには「会社を辞める」
転職活動を始めた後に、辞める辞めないを悩まないということです。
夫の場合も、内定が出たタイミングで、現在の職場の同僚が倒れて人手が足りなくなり、「辞めます」と言いにくい状況に追い込まれました。
しかし、そこでひるんでいては辞めることはできません。
可能な範囲で現在の会社に貢献するスケジュールで、辞めるハナシを付けてきました。
私だったらヒヨってしまい、なかなか退職の話をすることができなかったかもしれません。
「辞めます」という社員に対して引き留めることはいいのですが、退職を許可しないということはありえない話です。会社の都合はどうであれ、ルールを守ったタイミングで「辞めます」と言えば、辞める権利があります。
自分の評価を知るために転職活動をしてみるなら構わないのですが、本気で転職したいと思うならば、時には心を鬼にしてでも現職は辞めるの一択にすることで、転職は実現できるものなんだと思いました。
現職に未練が無いわけではないが転職に後悔は無し
18年も働いてきた業界。この業界内での転職なら全然余裕だし、給料も上がるかもしれない。
業界や今の会社に未練はないのか聞いてみたところ、未練が無いと言ったら嘘になるとのことでした。
まだまだやりたいことはあったし、やれる自信もあるけれど、やりたいことをやるタイミングは今だと思ったとのこと。
確かに、未経験の仕事をするなら早いに越したことは無いけれど・・・にしても急展開だったな。
今回転職してみて、数年後にやっぱりこの業界は向いていなかったと思うこともあるかもしれない。そうしたらまた違う業界に転職するか、今いる業界に戻ってくればいいだけ。
だから、「現職」に未練がないわけではないけれど、この「転職」に後悔は無い
なるほどなぁ~その通りだな~と思いながらも、正直すごいなぁ~と思ってしまいました。
自分がやりたいことって何だろう
夫の場合は、「これをやりたいんだ」というものがあるので、転職も思い切ってできたのではないかと思います。
私も転職したい。でも、特にやりたいことがない。
これって、結構あるあるな状況ではないでしょうか。永遠見つからないんですよねww
「自分のやりたいことって何だろう」と考えているうちに1年…2年…と月日は流れていくものです。
私も随分と昔からこの問いについて考えてきたような気がしますが、いまだに見つかっていません。
もう一生見つからない可能性は十分あり得ます。
しかし思い返してみれば、途中で転職活動をした時は、転職したい会社がありました。
やりたいことや、働きたい会社は、自分から探しに行くことも大事だし、タイミングがめぐってくることもあるような気がしています。
私は現在育休中なので、まずは現職に復帰するところからなのですが、いつの日か転職をしてみたいな。
まずは夫の転職を見守ろうと思います。