仕事のはなし

力不足と情けなさと…

少し時間が空いてしまったため、前提条件を再度ご説明。
自分はアラサーお局、他若いメンバーの部に所属しています。自分が産休に入るまであと1か月弱という状況ですが、自分が抜けた後の後任は来ないことが決定しているため、部署内の仕組みを少しでも整えたいと奮闘している状況下です。

部署内で起きたモメ事

とある後輩のことで、ちょっとした問題がおきました。

自分なりに解決しようと、関係各所いろいろな人に話を聞いていて、ひとつの判断を下したつもりでした。

私が「こうしよう」と思っていた判断は、上司が考えた判断と同じでした。
だから、安心してしまっていたところがあったかもしれない。

今、考えなおしても、自分や上司の立場からしたら、私が下そうとしていた判断は決して間違っていない判断だったとは思います。自分が今後も業務につけるなら、その判断は何も問題はありません。

だけれど、自分は産休で不在となる。残された後輩たちだけで業務を回すとなった場合、私が考えていた判断は「間違い」だったのです。

凄く伝わりにくい事例のため、なんともうまく説明できないのですが、要するに

自分は後輩たちのこと何も見えていなかった

これに尽きます。本当に反省しました。

後輩たちの意見をしっかり受け入れられずに動いてしまったこと。そしてそのせいで数名の後輩を傷つけてしまったし、回答を待たせてしまいやきもきさせてしまったことは事実。

その点、後輩たちにしっかり謝った上で、一番いい策にもっていけるよう、上司に現状を説明し掛け合い、当初の予定とは異なる対応を行う許しを得ました。

その後

問題が深刻化した際、私は精神的に非常に追い詰められました。

旦那に相談していたら涙が止まらなくなり、深夜まで話を聞いてもらいました。

自分の判断のせいで、後輩たちの関係性が崩れて、部署が崩壊してしまうかもしれない。

それくらい追い詰められました。

だけど。

関係者に順を追って説明を行い、謝罪するところはしっかりと謝り、ことを進めた結果、その1週間後には、何事もなかったかのように平和が訪れたのでした。

「いったい何だったんだ?!」と気が抜けてしまうほどの状況。

今回の問題をきっかけに、様々なうっぷんやらほかのトラブルも浮き彫りになり、部署はガタガタになっていたと思っていたのですが、1つの判断を訂正し、しっかり説明したことにより、すべてがひとまず解決したのでした。

そこから産休に入るまでの間は毎日ドキドキしながら見守っていましたが特に荒れることはなく、むしろおだやかでやる気も出てきている後輩。

今回の件を知っている他部署の先輩にも「よくわからないね。でも落ち着いてよかったね」と言われました。

きっとまたそのうち問題は出てくるのでしょうが、一旦は解決ということで、よかったです。

あの時の自分に足りなかったもの

結果的によくわからない解決ではありましたが、みんなより少し経験が多くて上の立場にいたけれど、なにもわかっちゃぁいなかったことに、自分自身ショックだったし、一方でもっといい解決方法があったのではないかとも思ってしまいます。

改めて、自分に足りなかったものは何だったのだろう。

自分に足りなかったもの、それは「人を見る目」と、なにより「マネジメント力」だったのかなと思います。

よくよく考えれば、自分自身のことですらマネジメントできていないのですから、後輩たちのことをマネジメントなどできるわけがないのです。というか、そもそもマネジメントをしようとしていたかすらわかりません。

今回、マネジメントの本を改めて読み返したり、新規で読んだりしました。

その結果、残された少ない日程の中、自分がやらなければならないことが見えてきました。

続きはまた次回に。