ICLに限った話ではないのですが、病院選びってめちゃくちゃ難しくないですか?
私もどうしたらいいかわからなくて困りました。
いろいろ調べて、結果的にはスタンダードであろう選び方をしたのですが、せっかくなのでご紹介しておきます。
この選び方が正しいとは限りませんのであくまでもご参考にしていただければと思います。
通いやすい立地
通いやすい立地は大事です。
- 現住所から通いやすい
- 地方に引っ越したとしても通いやすい
この2点から選定しました。
ICLの手術を受けるにあたり、事前に適応検査を受ける必要があります。万が一、目に病気などが見つかった場合は事前に治療することになるので、遠方で通いにくい病院はなるべく避けたいと思いました。
私は、23区外ではあるものの東京都民なので、病院の選択肢が多いという恵まれた状況でした。しかし一方で選択肢が多いとそれはそれで迷ってしまいます。
そこで次に視野に入れたのが、この先”地方に引っ越した場合でも通いやすいであろう立地”でした。
我が家、どうなるかわからないですが、東京を離れる可能性が十分ありえます。
東京駅や東京駅から数駅の立地であれば、何か異常が生じた際も地方から通院しやすいのではと考え、検討しました。
ICLエキスパートインストラクターの先生がいる
前提として、エキスパートインストラクターでなくても全然平気なんです。
認定医であれば大丈夫です。
それだけは覚えておいてください。
ICLの手術をできる先生は認定制になっているので、認定医であるかどうかだけは必ず調べましょう。(さすがに嘘ついてやっている先生はいないと思いますけど)
ではこの認定医が誰に認定されているのかという話になるのですが、ICLのレンズメーカーの「スターサージカル社」が認定しています。スターサージカル社とは、厚生労働省が唯一認可しているレンズを扱うレンズのメーカーです。
認定医は全国に250名ほど(2021年2月時点)いらっしゃいますが、ライセンスが3段階に分かれており、上から「エキスパートインストラクター」「インストラクター」「認定医」となっています。
認定医も眼科医ならなれるというわけではなく、講習会を受講し、実際にICLの手術を行い合格した人のみが認定される仕組みになっています。
ですので最初に申した通り、認定医であれば安心して手術を任せることができます。
そんな中でも「エキスパートインストラクター」に認定されているお医者さんが、日本には10名いらっしゃるそうです。
そのうちの半数ほどが東京の病院にいらっしゃるとのこと。
通える範囲に「エキスパートインストラクター」の先生がいらっしゃるなら、せっかくなら手術していただきたいなぁと思い選びました。
適応検査を受ける為の条件が合う
私はメガネがないと生きていけない一方で、レンズが分厚いメガネがコンプレックスでもあります。
極力、メガネ姿の時に知り合いに会いたくないんです。
適応検査を受ける前は、コンタクトレンズを付けずに裸眼で過ごす期間が必要です。
メガネをして仕事に行くなどもっての外!
そこで育児休業期間中に適応検査を受けようと計画していたのでした。
普段使用しているコンタクトの種類(ハードコンタクト・ソフトコンタクト・乱視用コンタクトなど)によって、事前に外す期間が異なるのですが、調べてみると病院によってもその期間の長さはバラバラでした。
数日間メガネ生活と1週間メガネ生活とでは雲泥の差。
ご自身のスケジュールに合う期間の病院を選ぶのもアリだと思います。
もうひとつ、私のように育児休業中にICLを検討される場合に最大の注意点として、適応検査は断乳してからでないと受けることができません。(参考記事「生後6か月で断乳をしたハナシ」)
これに関してはどの病院でも同じなようですし、ICLだけでなくレーシックでも同様なようです。
妊娠中、授乳中はホルモンの影響で視力が正確にでないことがあるらしいです。
断乳してから適応検査までに開ける期間については、これもまた病院によって異なるため、ご自身のスケジュールに合わせて選定するのがいいと思います。
ちなみに私は、候補に挙がっていた2つの病院のうち、片方が断乳から適応検査までの期間が「3カ月」、もう片方が「1か月」だったため、断乳後1か月で検査を受けられる病院を選定しました。
広告に出てこない
これは完全に私の主観です。
一度その病院を検索すると、まったく関係ないサイトにアクセスした際も、その病院の広告ばかり出てくるってなことがありました。
もちろん、そういった病院はお金があるということでしょうから、安心安全につながるのかなとは思うのですが、私個人としては広告が鬱陶しかった(笑)
最終的に広告が少ない病院を選びました。
以上が私の病院選びの基準です。
同じICLの手術でも、細かい条件が病院によって少しずつ異なるので、まずは病院を調べてみることが大事だと思います。
自身の体のことですし、立地的に病院を選択できる状況にあるのであれば、より自分に合った条件の病院を選択したいもの。
自分に合った病院、探しましょう!