日常の出来事

コロナ禍の功績?

コロナでいいことなんてない!!ってのが大前提の上で、この1年を振り返ってみました。

※振り返るはずでしたが、読み返したら会社のグチも満載になっていましたw ご了承ください。

幸いなことに、私が勤める会社は、コロナにより経営が悪化することはなく、むしろ業績はややプラス。本当にありがたい限りです。そして何より、コロナにより自粛生活が始まってから、社内の雰囲気が大きく変わりました。

営業部門の出張が無くなったため、みんなの仕事がサクサク進むようになり、残業が無くなり(できなくなり)、社内が暇な雰囲気になり、余裕が出た

これに尽きます。すごい話です。本当に見違える変化でした。

今思えば仕事の体制が整っていなかった

自分が勤める会社は、古き良き体質の業界であるため、「宴会」「接待」込みの出張が多かったんですね。

下手をすると、タイミングによっては営業職の半数近くが出張に出かけていることもあり、そうなると業務がめちゃくちゃ滞るんですね。営業が販売、伝票処理をしないと、経理も他の部署も仕事が進まない仕組みなんです。

今思えば、そういった仕組みをどうにかしておけば、出張があってももっと潤滑に回せたのではないかと思ったりもしますが、とにかく仕組みができていなかった。個人プレーのオンパレードだったんですね。

自分は営業サポート部門に所属していますが、何か提案書を作りたくても、営業がいないと提案面の相談ができず提案書が完成しないこともしばしば。

しかし、ここ1年は出張がないために、営業は暇を持て余し、私たちの話も聞いてくれるし、なんなら雑談も増えて、多忙な時間帯でも冗談が言えちゃう始末。忙しそうな営業に気を遣って話しかける気苦労もかなり減りました。

そのため、定時までには仕事がバシッと終わるようになりました。逆に、会社は残業に厳しくなり、暗黙の了解で「残業禁止令」が出されています。ちょっと辛い時もありますが、残業無く帰宅すると、まだ外が明るかったりして、すごく得をした気分になります。

体がラクになった

営業部門の職員が口々に言っているのは、出張が無くなってとにかく「体がラク」ということです。

残業も少ない、飲み会もない。ホワイト企業ですか?!と。

もちろん、取引先に行けない分、今まで把握できていた取引先の状況が把握しにくくはなってしまいました。出張がちょっとした旅行ととらえられる人たちにとっては出張が無いとつまらないこともあるようです。

しかし、出張がないとこんなにも体は楽なのかと、皆が驚いています。

今までの勤務形態がどれだけブラックだったんだという話です。ぞっとします。

この先はどうなっていくのか

緊急事態宣言が解除されたら、出張は少しずつ復活してくると思います。

しかし、以前のように頻繁な出張であったり、会議後の宴会などは縮小されていくのではないかと思っています。

地方の取引先によっては、東京の会社は当面来社お断りなところもありますし、逆に自分たちが自覚症状なく取引先にコロナを持ち込んでしまった場合の責任問題も恐怖でしかありません。

もう少し、働き方の体制の整備はしていかないといけないと思っていますが、自分も「働き方かえましょー!」と指揮を取るほどやる気はないし、きっとこのまま大きな体制変化はないままいくのだろうと思いますw

夫の会社は、昨年春からリモートワークに切り替え、夫はずーっと自宅で仕事をしています。最初のうちは、通勤時間が無くなった分、しっかり寝ることができてラッキーだと言っていたのですが、最近は在宅の弊害として、終電が無い分エンドレス残業ができてしまう問題が勃発しています。

先日旦那は、在宅勤務で、過労でダウンしました。どうゆことよ?!

コロナ禍がすぐに終わることはなさそうです。これから先は新たな働き方を見いだせた企業が勝ち抜いていけるのでしょうか。会社がというより、もはや個人が働き方を見出さないとだめなのかもしれない。

悩みますね。