日常の出来事

酒癖が悪い人

私が小学校高学年だったか中学生なりたての頃だったか。

父が見たことないくらい泥酔して帰ってきたことがありました。

父はお酒を飲む人ではありましたが、酒癖は悪くなく陽気になるタイプで、それまで泥酔した姿を見たことは無かったので、ものすごくびっくりした記憶があります。

素直でいい子だった私は(自分で言うな)ショックすぎて泣きました 笑

その一件が原因なわけではないのですが、酒に飲まれる人がとても苦手です。

飲んでおきながら何故飲まれるのか。

一筋縄では語れないことはわかっています。みんな事情はあるしw

私はビール党ですが、たしかに酒で記憶が飛んだこともあるのだけれど、結構記憶を保っているタイプです。年々歳をとるにつれて記憶の残り方が悪くなっているけど…

みんな楽しく、記憶ある中で飲めばいいじゃん・・・なんで酔って面倒なことをするのよって思ってるんです

とはいっても、うまくはいかないですよねぇ~

大学の研修ツアー フェリーでカルパス女

大学生の時に、三宅島にフェリーで行って実地研修をする、半分遊びな研修に参加しました。

自由参加だったのですが、フェリーに乗りたかったし、三宅島行ってみたかったし、明日葉食べてみたかったし(本土でも売っている)、参加してみたわけです。

参加していたメンバーに同じ学科の人もいましたが、あまり他人と交流をしていなかった私の顔見知りは数名程度。

男性の割合が多い大学であったこともあり、女性の参加は少なかったため、他学科から参加していた女性たちと自然と集っていました。

フェリーが出向し日が落ちてきたころ、大学生あるあるで飲み会がスタート。

当時の私はまだビールの美味しさに気づいていなかったため、サワー系を3本ほど空けたころでした。

シラフの時は特段何も問題が無かった他学科の女性の言動が明らかにおかしい。

つまみのカルパスのゴミを紙吹雪のように舞わせている・・・

この先良くいないことが起きる気がした私は、彼女を部屋に連れて行こうとしたのですが大暴れ。

体格がいい私ですが、取り押さえるのは難航。さらに船も揺れるしでなかなかトイレにたどり着けません。

見かねた他のお客さんが、ペットボトルのお茶を提供してくれたのですが、そのお茶は彼女の手により暗くなり始めた大海原へ投げ飛ばされたのでした。

彼女と会ったのは事前説明会と当日で2回目という関係性上、比較的丁寧に対応していた私ですが、ペットボトル事件でブチ切れてしまい、強引に腕を掴んで船内へ連行。

すると彼女「あ~気持ち悪いかも~」

ふざけんな!!!とトイレへ直行

しかし個室入り口で間に合わずリバース

ただね、彼女は酒とカルパスしか胃に入れていなかったのかな。

私が知っているゲロとは違って、透明な液体とカルパスだけ出てきたんですよ。こんなこともあるんだと関心しちゃったんですよね。

ちょうどホースがあったんで、水ぶっかけて、柵があって転がっても安心なデッキで寝かせておきました(雑)

研修後、彼女と連絡を取ることはありませんでした。おそらく彼女はあの夜のことを覚えていないでしょう。

あの日以降、いまだにカルパスがトラウマです。

大好きな先輩

会社で入社当時からお世話になっている女性の先輩がいまして、私はその先輩のことが大好きです。

しかし、その先輩、お酒に飲まれちゃうことがあるんですね。

飲む量も量だし、強い酒飲んでるってのも事実なんですけどね

トイレから出てこなくなったり、家まで送ろうとしても家を教えてくれず街を徘徊するハメになるなど、いろいろ伝説を作られています。

ある泥酔した夜。別の先輩が泥酔した先輩に向かって「〇〇ちゃん(酔った先輩)、このあとどうすんの!家に帰る?お兄ちゃん家に帰る?それともGinちゃん(私)ち?」

私の心の中「え?!私の家も選択肢あるの?!」

泥酔先輩「Ginちゃん家♡」

私「マジか!!!しかも回答がめちゃくちゃかわいいwww」

結局私はタクシーで先輩と我が家へ帰宅。人を入れられないレベルに部屋が散らかっていたので、ひとまず先輩を布団に寝かせてから慌てて掃除をして就寝。

翌朝、なんだか急に体が暖かくなったような・・・と目を覚ますと、めちゃくちゃ戸惑った先輩が私に布団をかけてくれていました(笑)

目覚めたら全然知らないところで寝ていて、隣に寒そうに丸くなっている私が寝ていてパニックになったそうです。先輩かわいいなぁ。。。

その後も先輩のそういった場面に何回か遭遇した結果、酒に飲まれた先輩の扱いがわかるようになってきました。

先輩の様子がおかしいなと思ってきたら観察していると、記憶がなくなる瞬間がわかります。なんというか、ふっきれるというか、あ~もう完全泥酔ですねってなるタイミングが見えます。

先輩のすごいところは、記憶なくてで泥酔していても、「吐きそうですか?」という問いに対する回答が的確なこと。「大丈夫」という時は本当に大丈夫だし、ダメなときは間も無くしてダメです。

先輩の度合いを見ながらトイレを探し、ギリギリのタイミングで、上着とカバンを預かって、便器の蓋を開けた個室へ先輩を押し込むという一連の流れが平和であることを見出しました。

色々ありましたが、今でも先輩とお酒を飲むのが大好きです。

まさかと思いましたが、一番酒癖が悪いのは夫です(笑)

酒癖悪い人が嫌いなのになにやってんだよって感じですが、お酒を楽しく飲める人を選んだ結果、酒癖も悪い人を選んでしまいました。

酒に弱いわけではないのですが、強くは無いと思うんですよね。いいペースで飲み続けてすぐ記憶飛ばします。

記憶あった方が楽しいだろうに、彼の飲み会の記憶はほとんど半分はありません。

夫の若いころはもっとひどかったようです。路上ライブをするミュージシャンに喧嘩売ったり、酔っ払いとして警察にお世話になったり、噴水に飛び込んだり・・・それ以上は本人の名誉の為控えておきます。

そのころに出会わなくて本当に良かったと心から思っています。仮に出会っていたとしても結婚はしなかったことでしょう。

歳をとって、夫も自分なりに人に迷惑をかけないようにするようになったらしく、ダメだなと思ったら飲み会からそっと離脱するようになったそうです。

しかしそのまま野宿してしまいがちなので、それもまた問題。

同棲していた頃、夫の友人たちと上野で飲んだ帰り道。私もまぁまぁ酔っていて、夫は完全に記憶ない状況。

一緒の家に帰るはずなのに、なんだかつれない夫にだんだん腹がたってきた私。

夫に話しかけたら「はぁ?」と言われてプチンと切れた私は、最寄り駅の可札前にも関わらず夫の胸ぐらを掴みましたw(迷惑)

夫と私の体格差はあまり無いとはいえ相手は成人男性。胸ぐら掴んだ瞬間「やっちまった」と思ったのですが、ふと夫を見るとピヨピヨとなされるがままに胸ぐら掴まれて動けなくなっているwww

面白くなった私は我に返り、その場で手を離して、先に帰るねと改札を出たのでした。

夫が改札を出るところまでは見守ったのですが、私も眠かったので先に帰宅。

駅から家までは千鳥足でも10分で帰れる近さだったのですが、夫が帰ってきたのは私がベッドに入って30分後。玄関が開く音がしたので夫の姿を確認せずに寝てしまいました。

翌朝起きると、廊下に落ち葉が数枚。

一度どこかで寝たなwww

結婚してからもいろいろありはしますが、今のところちゃんと帰ってきています。

これは夫からしたら大きな進歩です。

この先、また胸ぐらをつかむ可能性は十分ありますので、ちゃんと鍛えておかないといけないなと思っています。

許せる人 許せない人

だけど、ここには書ききれないほど、酒癖悪い人たくさんいますよね

酒癖悪くても許せる人と許せない人っていますよね

大学時代のカルパス女子は、海にペットボトルを投げ捨てた行為を未だに許せていませんけどねw

身近な人か、そうでないかってのも関係あるのかな。

お酒は楽しく記憶を残して味わいましょう・・・と言いたいけど、そうもうまくはいかないですけどね。

私の好きなYoutubeは料理研究家のリュウジさん(酒飲み)

婚活アプリに記載した結婚相手の条件は”お酒が飲めて刺身が好きな人”って書いたしなぁ

結局は私、お酒も飲み会も大好きなんだよなぁ

昔みたいな飲み会いつできるのかな。。。なんて思いながら、金麦500ml1本飲んだ夜でした(ただの呑んべぇ)