仕事のはなし

育休後職場復帰▶いい意味で自分が変わったこと

久々仕事の話です

出産と10カ月の育休を経て、昨年4月から仕事復帰しました

育休前と同じ部署に復帰したのですが、育休前と同じく、復帰後も自分は最年長でお局のままでした。

復帰後で頭すっからかんなのに、部署では一番上司です。

上司と言っても課長とか部長とかではないので、なんの権限もないんですけどね。

育児と仕事の両立のさんざんな話はまた今後ということにしまして、今回は子どもを産んで少し子育てってものを経験してから仕事復帰した自分は、いい意味で以前と変わったなと感じたことがありましたのでご紹介します。

※あくまでも自己評価なので、他人から見たら全然そんなことねぇよ~~って可能性もあるので、その点はご了承くださいw 

自己評価でいいところがあったっていい話だなと思っていただけると幸いです

人に寛大になれた気がする

家に帰れば、忙しい中買い物してせっかく作ったご飯をぶちまけられたり、せっかく片づけた部屋にウェットティッシュが1枚ずつバラ撒かれたり、こちらの思いなど一切関係なく理不尽な対応をとられることも日常という子育て。

スプーンでご飯がすくえたり、服を脱ごうと努力しただけで拍手喝采な日々を過ごしていると、多少のミスやら態度が悪いやらは全然問題なく見えるようになりました。

育休前の自分だったら、遅刻した後輩に内心イラっとしてしまったり、やる気があるのかわからない後輩に空気読めよって思ってしまったりしていましたが

復帰後の自分は
ちゃんと会社きて仕事で来てるやん~♪改善しようと努力したの偉いじゃん~♪といった感じで、怒りがわきませんw

みんなちゃんと仕事してて偉い~★

内心は知らんけど「子どもが熱出ました」と言って帰る私に罵声を浴びせず帰らせてくれている後輩たちですから、感謝しかないわけです

多少のミスや失態はお互い様

物事をプラスに捉えられると、自分も仕事していて楽ですし、おそらく周りの人も楽ではないかと思います。

そもそもギスギスイライラしている先輩って、最悪ですもんね

人と向き合えるようになった

もともと、人の目を見て話すことが非常に苦手なタイプです。

知らない人に話しかけることは苦手ではないものの、人の目を見て話をすることができない…

人と一緒にいることは大好きだけど、自分のことだけ考えていたいタイプw ←めんどくさっ

ですが、復帰後、意外と人の目を見て話を聞くことができるようになりました

自分でもびっくり

復帰後の任務が”部署内の環境改善”だったので、全員と個人で話をする時間を作りました。

以前の私なら緊張して知恵熱を出して仕事休むハメになっていたと思いますが、意外と話を聞くことができて自分でもびっくり。(もちろんとんでもない疲労感は残りましたが)

後輩の目を見て話を聞くこともできました

これはなんでなのかなと思ったのですが、自分の子どもと嫌でも向き合った経験を経て、人と向き合えるようになったのかもしれないと推測しています。

今回の話からは逸れるので詳しくは語りませんが、正直子どもが産まれてからもしばらくは子どもと向き合うことができずに過ごしていました。

しかし、いつからか子どもと向き合えるようになり(向き合わざるを得なくなった?w)それがきっかけで仲間ともしっかり向き合えるようになってきたような気がしています。

プライドが減った

”プライド”ってすごく大事なものですが、変なプライドはいい流れを邪魔してしまうことがありますよね

年を取っていくにつれ、変なしがらみや見栄は徐々に減っていくとはよく聞きます。本当にその通りだと思っています。

歳を重ねアラフォーに踏み入れたことももちろん要素の1つではあると思うのですが、育休という人生で初めて1年間ものブランクを経たおかげで、私はいい意味で一気に諦められたといいますか、”失うものはない”心持で今を生きることができるようになりました。

今まではどこかで、負けてはいけない、遅れてはいけないと思っていたのだと思います

でも、育休は思いっきりブランクですから、どうしようもないですよね

おかげで、変に張り合うこともなくなりましたし、プライド高くてうまくいっていない後輩の気持ちを配慮することもできるようになってきた気がしています。

ただ、引き続き上司には噛みついてしまう・・・まだまだ大人ではありませんね

子育てで成長させてもらった

自分にとって子育ては、今までに経験したことのないジャンルだったので、自分の価値観を大きく変えるものでした。

おかげで凝り固まった価値観が広がり、自分は少しだけ成長することができたような気がしています。

そんなこと言いながら、本日も息子に「何やってんの!」「オイコラ!」と叫んでしまったことを反省しています。

仕事と育児の両立は不可能にしか思えない日々ですが、ぼちぼちやっていきたいと思っています。