半年ほど前から不妊治療を始めました。
先に言っておきますが、この記事は不妊治療初心者に役立つような内容ではありません。ただ、私が「はずいやんけー!」って思った内診台の話なだけです。
婦人科の検診には1年に1回は行ってはいたので、内診台の経験はあったのですが、不妊治療となるとどうしても診察で内診台に乗る機会が増えます。
女性の方、内診台って、最初抵抗ありませんか?
年に1度受けていた婦人科検診では、毎回緊張で冷や汗に見舞われていた記憶があります。
慣れてしまえば平気なのでしょうが、不妊治療をはじめて数カ月はめちゃくちゃ抵抗がありました。
それこそ出産となったら開きっぱなしですし、「はずかしい」とか言える状況ではないのでしょうが・・・。やはりそこまで到達するには訓練が必要です。本日はそんなお話です。ちょっと表現が下品なこともあるかもしれませんので先にお詫びを。
内診台と羞恥心は隣り合わせ
改めて内診台とは、上の図のように、椅子が上を向いて動いていき、リクライニングで倒れたような状態になります。さらに足が開いていき、股が全開になる仕組みの台です。
もちろん、下半身は露出状態です。この体勢が一番楽に膣内を診察できるのだと思われます。
病院によって仕組みは様々ですが、ちょうど腰とかお腹辺りにカーテンがきて、こちらからは先生の手元が見えるくらい。先生とがカーテン越しに会話する感じです。(たまに、必死に診察してくださっている先生の顔がガンガン見えることもあるけど)
そもそも、股を全開ってのがなかなかじゃないですか。それが恥ずかしいんです。
しかも、愛するダーリンでも、大好きな彼氏でもない先生に向けて全開です。
女の先生ならまだしもと思ったりもしますが、おじさん先生、イケメン先生、先生はたくさんいらっしゃいます。
自分は相手がだれであろうとも緊張してしまい、「力を抜いて下さいね~」と毎回言われる始末。
ちなみによくあるのが超音波検査、いわゆるエコーでの検査なのですが、膣の子宮入り口付近までエコーの器具を入れて、子宮内の様子をチェックします。また不妊治療などになると、卵巣内に卵胞が育っているか調べることも多いので、子宮内で右に左にグイグイ押されます。
とりあえず恥ずかしさは診察の最初がMAX。下半身マッパで内診台に乗り、診察台が動き出して、股全開になった時が恥ずかしさの絶頂なのではないかと思っています。
アソコはどうする問題
そうなってくると気になるのが、アソコの毛問題です。
シモな話で申し訳なくなってきましたが、自分はその部分は脱毛していないため、ボーボーなのは先生に対して失礼なのではないかと悩みました。
自己流でカットしたりはしていますが、きっと先生も無ければ無い方が診察はしやすいのではないかなと思っています(勝手な判断)
こんな話を友人と話していたのですが、その友人の旦那さんがお医者様だったんですね。専門は婦人科ではないのですが、やはり先生ともなればいろんなものを見てくるわけです。
先生曰く、ボーボーだからどうとか、そんな心理には至らないそうです。
ある意味「無」で、日々患者さんと向き合っていらっしゃるのでしょう。
とはいえ、自分としましては、少しでも清潔な状態で診察していただきたいと、診察前夜のお風呂ではキッチリ洗い流し、毛も伸びすぎないようにすることにしています。
でも先日、気がついたんです。
剃り残しが一番はずいんじゃね?
自分の体なのに、体が硬いので自分ではすべてをみることができません。なるべく剃り残さぬよう努めるのが精一杯の正義。
剃り残していても仕方ないよ、人間だもの。
慣れた頃にやってきた恥じらい
不妊治療を初め、内診台での診察にもだいぶ慣れていた頃。
初めての人工授精にチャレンジした時でした。
人工授精は、元気な精子を子宮内に人工的に入れて、あとは自然妊娠させるという作戦の治療法です(説明が雑ですが)
痛みもなく、自分としては何も問題なく処置が終わったと思った、その時でした。
処置中は、もちろん内診台の上で行うので、体は後ろに倒れた状態です。
精子を入れたあと、体を起こしてしまうと流れ出てしまう可能性があるので、それを防ぐため(なんだと思う)に、足は閉じるけれど、椅子がさらに上に上がるという状況にもっていかれます。
お尻丸出しで2分程放置ですよ。
その間、看護師さんが、この後の過ごし方とか説明してくれるんですけど、
「向こう側から見たら、これめっちゃおもろい光景だぞ」「お尻に出来物あった気がするどうしよ」「股閉じてるだけマシなのか?!」「剃り残し見えてんのかな」「赤ちゃんがオムツ変える時にお尻拭かれる体勢と一緒だな」・・・
などと、私の頭の中は邪念で渦まき、説明もクソもあったもんじゃありません。
人工授精2回目以降は、覚悟があったのでよかったのですが、初回は本当に焦りました。
後でよくよく治療の説明書を読んだら、「2分程お尻を高くした体勢にします」ってちゃんと書いてありました。
治療内容はちゃんと読まないといけないなと学んだ経験でした。
てなわけで、なかなか慣れない内診台。これからも戦っていきたいと思います。